
メリーク・トーマスが、キャブズのミネソタ・ティンバーウルブズ戦で16得点を挙げ、チームの127-125での延長勝利に貢献した。キャブズは第3クォーター以降に巻き返し、延長戦で逃げ切った。
新人ガードのトーマスは、開幕から最初の2試合は出場機会がなかったが、月曜の夜のNBAデビュー戦で待った甲斐があったことを示した。19分の出場で16得点を記録した。
「今日は自分の最高のプレーをしようと頭にあった。良いプレーを見せて目立ち、会場を後にする人たちに自分の名前を覚えてもらおうと思っていた」とトーマスは語った。6月のNBAドラフトで全体34位指名を受けた選手だ。
デビュー戦で示した存在感
トーマスはアーカンソー大学での昨シーズン、平均15.6得点を挙げ、3ポイントシュート成功率は41.6%だった。
ベンチから出場したキャブズの新人としてデビュー戦の得点数は、2番目に多い記録となった。最多はブレヴィン・ナイトが1997年10月31日のヒューストン戦で挙げた18得点で、彼はスタンフォード大学から全体16位で指名されていた。
20歳のトーマスは、第1クォーター残り5分53秒でペイトン・ワトソンに代わって入場した。最初のシュートは右ウイングからの28フィートの3ポイントシュートで外したが、第1クォーター残り3分39秒にはドリブルからのレイアップを決めた。
トーマスは前半に10分間プレーし、10得点で前半終了時点のキャブズの得点頭となった。
ミッチェルとアトキンソンの評価
オールスターガードのドノバン・ミッチェルはチーム最多の25得点を挙げ、新人の活躍をたたえた。「ハーフタイムに新人の勢いに乗っかるのは非常に珍しいことだ。シーズン初戦で彼がスパークを起こすのは普通ではない。ミスもあったが、積極的だった。恐れずに試合へ影響を与えようとしていた」と語った。
ケニー・アトキンソン監督は、フィラデルフィアとブルックリンとの試合ではマッチアップ上の問題からトーマスを起用しなかったと説明した。今回は、ミッチェルとジェームズ・ハーデンの負担を減らすためにボールハンドラーをもう1人コートに入れる必要があり、トーマスの実力を確かめることにしたという。
ドラフト前には、身長6フィート3インチ(約191cm)のガードという点でCJ・マカラムと比較されていた。マカラムはアークの外から高い成功率を誇った選手だ。トーマスはフィールドゴール10本中6本を成功させ、うち3ポイントシュートは5本中4本を決めた。さらにリバウンド2本とスティール1本も記録した。
トーマスは「素晴らしい気分だった。ほぼ自分が予想していた通りだった。準備を続ければ自分の出番は必ず来ると分かっていた。スターを押し入れにしまっておくことはできない」と振り返った。
プレシーズンでの成長と試合の流れ
トーマスの自信は、プレシーズンのワークアウトでハーデンとミッチェルと時間を共にしたことでさらに高まった。ミッチェルは、トーマスの勤勉さから、早い段階での彼のプレーに満足していると話している。
ミッチェルは「守備でのディテールへのこだわりには驚かされた。オフェンスでは、シュートを決めてくれる。彼は挑戦し、学ぼうとする意欲がある。確かに彼を獲得できて幸運だったが、彼は自分自身に高い基準を設けた」と述べた。
キャブズは前半に15点差をつけられたが、第3クォーターに巻き返し、最終的に延長戦で勝利をもぎ取った。トーマスは試合終盤の9分35秒をベンチで過ごしたが、ミッチェルは勝利の功績の一端を新人に認めた。
アトキンソン監督は「このリーグでは、何度も何度も結果を出さなければならない。ドラフトで指名した日から、彼には大きな期待を寄せていた」と語った。