
デトロイト発――デトロイト・ピストンズが火曜日、本拠地でボストン・セルティックスに121-113で逆転勝利を収めた。第3クォーター中盤にポール・ジョージの3ポイントシュートで22点のビハインドを背負ったが、そこから流れを変え、プレーバイプレーが記録されている1997-98シーズン以降で、NBA開幕日として最大の逆転劇を演じた。
この逆転は、過去30シーズンでピストンズがボストンに対して記録した最大の逆転勝利でもある。
「相手は関係ない。人が何を言おうと関係ない」とJ.B.ビッカースタッフ監督は語った。「重要なのは、ピストンズのバスケットボールができるかどうかだけだ。今夜はそれができる時間帯を十分につくれたと思う。ピストンズのバスケットボールをしているとき、我々は簡単には負けない。大切なのはそれだけだ」
ピストンズは第4クォーターに23-0のランを見せて試合をひっくり返した。珍しい火曜日の昼間のティップオフだった。
第4クォーターで一気に逆転
残り8分19秒の時点では89-99と10点を追う展開だった。だが、残り3分33秒には112-99と13点をリードしていた。このランは、過去10シーズンにおけるチームの1試合最大のランに並ぶ記録だという。
ベテランのシューター、ダンカン・ロビンソンは第4クォーターに爆発し、21得点のうち15得点を挙げて3ポイントシュートを3本沈めた。オールNBA選出のガード、ケイド・カニングハムも22得点のうち8得点を第4クォーターに記録し、8アシストをマークした。なおカニングハムは試合後、報道陣の取材に応じなかった。
オールNBA選出のセンター、ジャレン・デューレンは、5年2億ドルの全額保証契約にサインしたばかりで、22得点9リバウンドを残した。
デューレンは、この逆転劇が「このチームのカルチャーと、ここで築こうとしているものを体現していた」と話した。
「俺たちは粘り強く、泥の中から這い上がり、決してあきらめないチームとして知られている。それが俺たちのアイデンティティだ」とデューレンは語った。「新しく加わった選手たちもそれを体現している。だからこの結果を手にできたんだ」
前半は最大15点ビハインド
ピストンズは前半に最大15点差をつけられ、45-58で折り返していた。
セルティックスでデビューを飾ったジョージは、両チーム最多の38得点を挙げた。ジェイソン・テイタムは13得点11アシストだったが、シュートは23本中6本成功にとどまった。テイタムのマークを任されたのはピストンズのフォワード、オーサー・トンプソンだった。
「コーチは毎晩、一番厳しいマッチアップを任せてくれる。相手には点を取らせたくない」と、11得点5アシストを記録したトンプソンは話した。「あのエンドでチームが勝つために、できることをやろうとしているだけ。厳しいマッチアップだよ」
開幕を彩ったセレモニー
開幕イベントの一環として、ピストンズはリトル・シーザーズ・アリーナの外で特別なブルーカーペットでの入場セレモニーを開いた。デューレンも参加し、夏から training camp の開始にかけて4カ月続いた契約交渉の膠着を経て、ファンと顔を合わせることに緊張はなかったと語った。
「緊張はしていなかった。本当のファンは、俺がどれだけ彼らを愛し、この街を大切に思っているか分かってくれている」とデューレンは言った。「ビジネスはビジネスだけど、またこのユニフォームを着て、ファンのために戦えるのが楽しみだった」
カニングハムも試合前にメッセージを送った。選手紹介の後、コート中央でマイクを握り、今季の「大きな計画」と、この街で「特別な」ことを成し遂げたいというチームの思いを伝えた。
「チームメイト全員、そしてピストンズの組織全体が、すべての愛とサポートに感謝を伝えたい」とカニングハムはファンに語りかけた。「このチームはいろいろな場所から集まってきたけど、今はデトロイトを故郷と呼べることに感謝している」
カニングハムは、60勝を挙げたシーズンを経て、チームがオフシーズンを通じて努力を重ね、互いを信じ合っていると語った。
「NBAは今季のリーグ開幕をデトロイトで迎えることを望んだ。最高の形でスタートしよう。さあ、仕事に取りかかろう」とカニングハムは語った。